SO AO NO MO 短編集

言ってもらえただけでも (S) 1 ページ17

Sside

最近では、松潤も智くんとの絡みがﾗｲﾌﾞで多くなってきてる

いや！ 最近じゃないな
結構前からだ ﾗｲﾌﾞの時驚いたんだから！
だって、あんなに甘えさせる松潤見たこと無いもん！

あー 羨ましいなー 松潤
俺も、ﾗｲﾌﾞ中に智くんと絡みたい！

抱きついて 頭撫でて 1つのﾏｲｸで歌いたいんだ！

とか、考えてたら
周りが、うるさくて考える事に集中していたのが、周りの声に集中し始めた

A｢ねぇ ﾆﾉ
翔ちゃん何考えてんのかな？｣

N｢ｱﾝﾀ何分かりきった事聞いてんですか｣

M｢翔さんが、考える事って言ったら、ﾘｰﾀﾞｰの事しかないじゃん｣

と言う3人の会話が聞こえてきた
その3人の会話に加わるべく口を開きかけた時に、ﾆﾉの隣に座って釣り雑誌読んでた智くんが、正面に座ってる相葉くんを見て

O｢だってｵｲﾗ翔くん好きだもん｣

なかなか聞けない智くんからの告白を聞いた俺は、新聞なんか読んでる場合じゃない！
と思って広げていた新聞をたたみ満面の笑みで智くんを見た

すると、智くんの声では無い声が、聞こえてきた

N｢はぁ 好きって言われたぐらいで、ﾃﾞﾚﾃﾞﾚしてんじゃないよ！｣

軽くｷﾚて言ってくるﾆﾉ

ﾃﾞﾚたって良いでしょ!?
智くんが、好きって言ってくれたんだよ!?
それだったら、ﾃﾞﾚるでしょう!!

って言いたいけど言わないよ？

A｢あひゃひゃ 翔ちゃん顔が変だよ？｣

何も悪気れもなく言ったのは、相葉くん

顔が変て何だよ！
軽く傷つくぞ！

でも、智くんが、ｲｹﾒﾝって言ってくれるから良いや

M｢翔さん 顔･･･｣

遠慮気味に言ってくれたのは、松潤

うん 嬉しいけど
絶対引いてるよな?! 何で引いてんの!?

それぞれに心の中で、返してたら
俺の右側のｿﾌｧｰに座ってる智くんが、"んふふ"って笑った

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