ゲーム実況24。 ページ26
ヒラside
いつかこうなると思ってた。Aは少し飽き性だ。
好きなことはとことんやる
少し苦手なことでもやらなければいけない時はきちんとこなす。
でも、
｢もう飽きた｣
そう思った瞬間、彼女のやる気スイッチは姿を消す。
また、前のように戻ることは無い。
また、新しいものを見つけるだけ。
ヒラ｢…Aが、決めることだからさ。｣
本当は
そんなこと思っていないし
むしろ
やめて欲しくない
ずっとずっと、昔から俺の近くにいたA。
それだけが俺の自慢だった。
Aは俺の支え。
レ｢なんで辞めなきゃなん……｣
『ごめん、別にまだ確定したわけじゃないけど
仲のいい2人には教えておきたかったの。私の気持ち。』
ヒラ｢……ありがとう｣
レト｢Aちゃぁぁーーんっっ！｣
レトさんは思い切り腕を広げてAに抱きつく
レト｢嫌やぁ……Aちゃんが辞めてしまうなんて考えられへんもん…… ｣
『レトさん……』
…なんなんだよ。
俺だって抱きつきたい
でもレトさんみたいなキャラじゃないし
どうせキモイっていってネタにされる。
それがオチだ。
『…平舘君にも、来て欲しいなぁ……
なんてね…… 』
あからさまな態度を俺に見せ付ける
ヒラ｢ツンデレか？｣
『違うし！』
レト｢ヒラ君が来ないんなら俺専用になってもらお！｣
『却下します』
レトさんはそう告げられた瞬間以上に落ち込んでいた。
俺は小っ恥ずかしかったから
レトさんとは反対側のAの背中側からハグをした
ヒラ｢これでいいですか？お姫様。｣
『平舘君ってそういうこと言うんだ……』
ヒラ｢いや、乗ってあげたんじゃん！｣
『うん、ありがとう。そうだね。えらいえらい』
ヒラ｢あからさまな棒読みやめてくれ｣
レト｢俺にも構えし！｣
『何だこの可愛い生き物達は
っていうか私明日生きてないわ。
ファン様にころされる』
レト｢俺が守る！｣
ヒラ｢俺もー
あ、もう時間じゃん？｣
『ありがとうレトさんｯｯ！
話しそらした平舘は無視して居酒屋にレッツラゴー！』
ヒラ｢え？ごめんね？一緒に行こう？泣くよ？ねぇ？｣
『しかたねぇなぁ。』
Aはそう言って俺の右手とレトさんの左手を握った。
_____
打ち上げまでの流れが長くてごめんなさい
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あんこ - ふわわわわ！！めっちゃ素敵です！！楽しく読ませて頂きました！(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (
レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
咲 - すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます！！！！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：消えます 作成日時：2018年9月18日 20時
