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ゲーム実況完結編。 ページ45

キヨ「聞いてほしい。

俺の気持ち。」

Aは、泣きながらうなづいた。

そして、彼女は小さく口を開いた。

『レトさん、ちょっと待っててね。私は大丈夫、だから。』

ここまで来てまだあいつの名前を口に出すのかよ。

レトさんは嫌そうにうなづいた。


俺は気を改めて、気持ちを伝えた。


「俺は、Aが好きだ。
もちろん、ファンとしても。

そんで、恋愛としても。
バイトの時から。今までも、これからも。

ずっと好きだよ。Aはレトさんのことかも好きしれねえけど。

俺はそれでも、Aを俺もんにしたいと思う。

一つだけ答えてほしい。
お前らしく、正直に。

Aは、一回でも俺のこと好きだったことあったか?

それとも…」

俺はこの言葉の続きを言うのが怖かった。

この答えによっては、俺とAの関係は終わる。

すなわち、ゲームオーバーだ。


いや、俺は中断なんかぜってえしない。


trueEndだろうがbadEndだろーが一度始めたもんはこの手で終わらせる。


「それとも、っ嫌いか?」

やっぱり怖くて少し目線をそらす。

なにも言わないAの表情が気になって、またAに視線を向ける。


彼女は、泣いていた。


「え」


『何言ってるんですかっ、

ずっと、ずっと、好きでしたよ。

バイトの時から!

今も、ですよ、先輩…』


予想してなかった。

その時、A以外の泣き声が聞こえてきた。


レトさんだ。


レト「なんなん、ゲーム実況でも、男としても俺はキヨくんに勝てないん…?」


しゃがんで、顔を伏せながら言った。


『ごめん、レトさん…、

でも、私は、レトさんの実況大好きだよ。

もちろん、レトさん自身のことも。

でも、私じゃ、レトさんのこと、幸せにできないと思う。

今の私の気持ちのままじゃ。』


レトさんのは立ち上がり笑っていった。


レト「今まで、ありがとう。幸せになってな。」


『ううん、また、これからも、親友としてよろしくね!

んで、キヨ君。


これから、新しい関係で、よろしくね。』


Aはにかっと笑っていった。



俺は、もう一度Aを抱きしめた。


「ねえ」

『なに?』

「好き。」


fin





.



なんか、終わってしまいました…


これからのキヨたちを続編で書くつもりなのでよろしくお願いします


今まで「ねぇ、好き。」

をご愛読ありがとうございました。

そしてこれからもお願い致します。

あじゅらん。より。最終回を描いた時間。H・31 3.28 PM・6時15分(寝起き)

終わり←ゲーム実況42。



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あんこ - ふわわわわ!!めっちゃ素敵です!!楽しく読ませて頂きました!(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです! (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
- すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます!!!! (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者ホームページ:消えます  作成日時:2018年9月18日 20時

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