ゲーム実況31。 ページ33
キヨ｢なんでっ……。｣
涙目になるキヨくんをみて、思わず口に出た
『先輩…っ、ごめんなさい……』
キヨ｢は…、｣
レト｢先輩、？｣
『あ……』
やっちゃった。
キヨ｢にかんちゃん、間違えてたら悪いんだけどさ
もしかして、A？｣
私は返す言葉がなくなり、俯く。
キヨ｢なぁ、レトさん。
レトさんなら知ってんじゃねぇの？｣
レト｢俺は……｣
もう、隠せないか
もう少しで、私の気持ちもバレてしまうから
『清川先輩、ですよね
サボり魔の』
キヨ｢A…っ…。｣
大きく腕を広げ、私に抱きついてきた
『離れてくださいよ』
キヨ｢なんでまた敬語に戻ったの！？｣
バーテンダー｢お客様、もう少しお静かになられて下さいませんか｣
ほら、すぐうるさくなるんだから
そういう所も大好きだったんだから。
『キヨ、くん』
キヨ｢なに……？｣
『今日は、帰ろうか？』
キヨ｢…わかった｣
『レトさん、私達も戻ろう？』
レト｢おん…｣
2人とも、妬んでいるような、不満があるような顔をしていた。
『…ごめん』
そう呟いた私の言葉は夜の騒音とともに消えた。
・
俺とキヨくんの手を真ん中で繋いでるA。
ここ数年、顔バレを誰にもしてなくて
実は誰よりも努力してて
誰よりもみんなのことを好きでいてくれている
俺もみんなと同じ�犢イ��瓩覆里�な
どうか、特別でありますように
・
まさか、にかんちゃんがAだったなんて
それでも俺はこの人が好きだ
別に熱が冷めたわけではない。
むしろ顔を知れてもっともっと好きになった。
抱きしめたい
キスをしたい
体を交えたい
あぁ、俺のものだけにならないのか
俺は居酒屋に戻る途中、Aの顔ばかり伺っていた
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あんこ - ふわわわわ！！めっちゃ素敵です！！楽しく読ませて頂きました！(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (
レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
咲 - すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます！！！！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：消えます 作成日時：2018年9月18日 20時
