自慢13 ページ14
*ﾟ
あの話から数ヶ月。ここ最近、城下町では殺人事件が多発していた。犯行からして同一人物らしい。今は軍警と連動して捜索をしているが手がかりが一切出てこない。
gr「うむ...」
『監視カメラ全部見たけど人映らん。多分ゾム並みの奴やで』
zm「なぁ、そいつ現れたら殺してええん？」
tn「これ以上被害出さん為に見つけ次第半殺し、ほんで拷問する。情報もらってからやないと殺せんわ」
ここ最近忙しく寝る暇がなく、皆の顔に疲れが出ていた。今回のは初めてなのだ。
今までは普通の殺し屋が殺していた、それぐらいだったが監視カメラにも映らない、見つけても素早く逃げてしまう。
ほんまに誰やねん...。
kn「...お、もう見回りの時間や...。ゾムー」
zm「あいよー」
os「気をつけてな...」
kn「んー。」
コネシマとゾムが見回りの為に出ていった
『...俺も監視カメラ見るかね...。』
gr「あぁ、そうしてくれ。何か怪しいのがあれば即ゾム達に言うことだ」
『はーい。』
*ﾟ
城下町に降りるとあんなに賑やかだったのが今では廃れたように静かになっていた
『まじ許せん...』
zm「こんな静かなってもうて...」
ほんまにはよ見つけやな...
しばらく歩いていると微かだが血の匂いと火薬の臭いがした。隣にいたゾムもどうやら臭いに気づいたらしい。
『こちらコネシマ、多分あいつが近くにおる!!』
zm「俺先に行っとる！」
tn「会議の時に言ったようにしてかまへん。何としてでも捕まえろ！」
『了解』
ゾムを追いかけると段々血のにおいが濃くなっていく。間違いなくあの殺人鬼
曲がり角を曲がるとそこには
zm「!!」
一面赤い液体をひっくり返したような赤い水溜まり、そこには人がたっていた。
まるで神様みたいな......
zm「...誰や！お前が殺人鬼か！！」
ゾムがそう言うと神様みたいな人はこちらを向いた
...この人って......
『!!ロボロの......お父さん...？』
zm「え！？」
「...ん、幹部の方々かえ？」
『そーやけど...』
「すまんな、いきなりこやつが襲いかかってきたもんで...
木っ端微塵にしてしまった」
服や髪、顔に血をつけたままニッコリと笑うロボロの父親。その姿に背筋が凍りつくような感覚がした。
呼吸が乱れ心做しか体震える
，
，
この人には一生勝てない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミー - ロボロかわええ……。ロボロのおとーさん、三日月みたいだな (2018年6月17日 3時) (
レス) id: 1442817db5 (このIDを非表示/違反報告)
カニ(プロフ) - 兎危@ゆっ家族さん» これからもっとロボロンゴ可愛くしていきたいと思います(( (2018年5月27日 23時) (レス) id: 003c4d24cc (このIDを非表示/違反報告)
兎危@ゆっ家族 - ああ〜ロボロ可愛いんじゃ〜 (2018年5月27日 8時) (レス) id: 556657c7c7 (このIDを非表示/違反報告)
カニ(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます〜！！！ (2018年5月26日 15時) (レス) id: 003c4d24cc (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ああ〜＾いいっすね〜＾ (2018年5月26日 0時) (レス) id: f267177af2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カニ x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月22日 2時
