BLACK MASK.*･ﾟ

cocktail 4 ページ4

atae



俺の仕事はホスト


まぁ世にいう夜のお仕事ってやつ？


…ただ今はちょっとしたお小遣い稼ぎ？


『真司郎くんかっこいいっ！』
『やばいー♡♡』

とかいう子達大勢いるけどね、まったく興味が無い


だって結局俺の外見に惚れただけのこと

中身になんて目もくれていない


…俺を、俺自身を好きになる人なんて現れるのだろうか


日「しんじろー…ってあれ？珍しいボーッとしてるなんて」


末「ほんとにな、まさか……恋？？」


こいつらは俺と同じホストの日高と秀太


…ってそんなわけ


末「今日雪降るな、うん」


與「恋じゃあらへんし、降らんから安心し笑」


まぁちょっとらしくなかったかもしれない


そう、女の子を外見で堕とすのが俺らの仕事


末「さ、今日も堕としますか！」


よっしゃ行くか





…出会うはずがなかった





俺の心ごとさらっていく人となんて

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