ずっとそばで見守ってたんやけどなN.T (ページ26)

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「今日もAちゃんだけなんやね。お邪魔します」
「お茶入れるね」
「最近Aちゃんのクラリネット聞いてないや」
「おまたせ」
「久しぶりにクラリネット聞かせてや」
「ええよ」
「上手になったな」
「ありがとう」

「そろそろ家では拓哉くん呼びやめてや」
「じゃあ西村先輩？」
「そうじゃなくて、君付け禁止」

先輩「なんであんたみたいなのが拓哉くんと一緒に
帰ってるわけ？」
先輩「ほんと目障りだよ」
「あのー」
先輩「はぁ？言い訳するの？」
？「おい！お前ら何やってんだよ。俺の大切な人に何してくれてんの？」
先輩「あ…えっと…なんでもない！」

『これたく？』

「あのさ、それは、恋なんじゃないかな？俺もさ、好きな子がいてその子のことが気になってでも自分が頑張る姿を見て喜んでくれる、やから頑張れる。俺はそうやったで。」
「今ここで吹いてみたら？たくなら俺らならAの音でわかることあると思う」
「Aは音では伝えられるのに言葉で伝えられないことあるやろ？」

『なんで今更こんなこと思い出すんやろ。』

『まだ死ねない！やっと気持ちが届いたのに、こじ

れてた時間も無駄じゃなかったけど、もう一度たく

にしっかり気持ち伝えたい2人で笑い合いたい。』

神様どうか私とたくに永遠の恋をください。

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『』は心の声や気持ちです。