ずっとそばで見守ってたんやけどなN.T (ページ1)

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you side1 ページ1

今は七夕も近づいてきた頃テレビでは、梅雨入りが発表されていた。

私は梅雨だと湿気で髪がうねってしまうけどそこまで酷くはないからいつもその身にしている。

鏡の前で前が目を整えていたらお兄ちゃんの風雅が、

「ちゃんと直せっていつも言ってるやろ」

「だってめんどくさいんやもん」

これが毎朝そしていつも風雅が髪をセットしてくれる。

「はい！終わったで。」

「ありがとう」

そしたら風雅は何もいらずにカバンを持って先に学校へ行った。

その後にも、色々準備をしてたら学校に着くのはギリギリ。割とそれは当たり前。

クラスメートの奏がきて

「今日も湿気やばいね」

「ほんまそれ！はよ梅雨開けてくれへんかな」

これも日常

授業が始まり梅雨なのに青空が広がる空の下を見る
と3年生が体育の授業をしている。その授業中の道枝
先輩を見るのが少し楽しみだった。

これは恋なのかもしれない。そう思っていた。

帰りたまたま風雅にあった

「あっ風雅！」

「学校では先輩つけろや」

「ごめんごめん。」

「今日もいつもみたいに拓哉くるからな」

「了解」

そう言った風雅は教室にカバンを取りに戻って行った。