守りたいです。 【アイク】

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貴方side

私は家に帰ってた。すると後ろから黒い何かに襲われそうになった。

私は怖くてしゃがみこんでしまった。

　貴「やばいっ...!」

このままじゃっ...!





すると黒いのはいきなりはじかれた。

そこには自分を包んでいる透明な壁があった。

黒いのはあわてて逃げていった。

私は怖くて走って帰った。









　貴「おばあちゃん!おばあちゃん!あのね!さっきね!黒いのに襲われてね!
　 そしてね、怖くてしゃがみこんでたの。そしたらね、私がね、透明な壁に
　 包まれてたの!」

私は息切れを必死にこらえて話した。

　ばぁ「あらら...。気づいちゃったのね。その透明な壁はね、あなたが自分でしたことよ。きっとそれは結界。心の中で自分の身を守ろうと念じたでしょう?」

　貴「うん。すっごい怖くて。自分を守らなきゃって。」

　ばぁ「そういうことよ。あなたは小さな頃から魔法が使える。世界には魔法を使える人が11人いる。あなたはその１人。しかもその中でも一番強いオールマイティ。それに1000年しか生まれない結界張りの魔法使いよ。」

　貴「なんで今まで教えてくれなかったの?」

　ばぁ「それはね、今まで敵がいなくて平和な世界でなにもなかったからよ。それが今日変わっちゃったみたいだけどね。ほんとなら貴方に平和に過ごして欲しかったんだけどね。魔法のことなんて知らずに。ついでに言うと、私も11人の中のテラピー、癒しの能力持ちよ。」

おばあちゃんが?







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