八話 ページ10
「Aさんは料理が下手ですもんね」
『影山、ちょっと黙っといて』
「俺らが中二の時も国見に調理実習で作ったクッキー渡して《え、Aのは食べれないでしょ？》って言われてましたもんね」
『なぜコイツ覚えてやがる！！』
「くにみ？」
『あ、日向は知らないか。北川第一の人で青葉城西に行ったんだよ。影山と同い年で私の幼馴染。家が隣でずっと一緒にいんの。腐れ縁というやつでっせ。まあ、高校は違ったけど。この前の青城との練習試合でもいたよ』
「Aって青城受けなかったのか？」
『大地さん！・・・まあそうです。白鳥沢に行ける能力はないし、青城には行きたくなかったので』
「なんで？」
『そんなの及川さんがいるからじゃないですか！！！』
「「あー・・・」」
『さ、この話は終わり！！及川さんのことはもう忘れましょう！！』
______________________________________
「ヘックシュッ。んー風邪かなぁ」
「風邪引いたらぶっ飛ばす」
「理不尽！！」
______________________________________
『潔子さん！さよなら！』
「バイバイAちゃん。また明日ね」
『はーい！』
正門まで潔子さんを見送り合宿所に戻る。
『暗〜』
もう九時前だもんね。
合宿所館内に入ってすぐのところで日向がうろたえていた。
『日向？』
「ひっ」
「おー日向！どうした？」
『あ、田中』
「あ、あの」
「『？』」
「し・・・」
「『し？』」
「知らない人が・・・居るんです・・・。この建物の中に・・・」
『は？』
「んなわけあるか。今日ここ使ってんの俺達だけだぞ」
『そーそー』
私達は部屋に戻ろうとするけど日向は服を引っ張って来る。
「けど、絶対見たんですっっ」
『・・・どんな奴？』
「なんか・・・子供・・・」
え・・・。
「まさか、まさか幽れ『やめえ！！』・・・」
「見間違えだっ。窓に映った自分とかだっ。よし！大丈夫だ！皆すぐ皆のところに戻ろう！大丈夫だ。大丈夫大丈夫大」
《ヒタッ》
で、出たァァァァァァァァァァァァァァ！！！
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かちゅくん。 - ええええおわりいいい？？？ (2019年8月3日 20時) (
レス) id: a42f2d2c8c (このIDを非表示/違反報告)
カーノー - え…終わるんですか？ (2018年8月29日 21時) (レス) id: f78cecde0f (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - あの、半年と4ヶ月とは、10ヶ月と言うことですか？？すみません(;_;)その部分が気になって。半年は6ヶ月のことだから日本語的に…（ ; ; ） (2018年8月1日 3時) (レス) id: 1fd93b0cef (このIDを非表示/違反報告)
メダカ - あはははははは^ - ^ (2018年7月3日 18時) (レス) id: 128b810340 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷか桃李にゃんこ二号(プロフ) - まってまって、身長体重同じの上バレー部でリベロ笑笑 (2018年4月21日 13時) (レス) id: d641c5035a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青山奏 | 作成日時：2018年3月29日 15時
