残念イケメンとの恋【小林誠司】

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『バッティング練習の風景撮りたいんでとにかく打ってください』





小｢分かったよー｣





俺打つの苦手なんだよなーﾊﾊ





WBC前までは打てないことで有名だった小林誠司ですから。←え





WBCでいきなり打ちまくって監督ビックリしたと思うよ笑





なーんて思いながら練習開始。





カキーン…





『うわっえっ』





いきなり白球はスタンドへ。





最近の不調をしってるAちゃんは口をぽかんと開けたまま。





俺、かっこよかったよな？





“不調でバントすら打てないイケメン”から、“初球から打っちゃうイケメン”に脳内上書きされたよな？





てか写真に残るから全国発信だし！一生消えないし！！




『あっ…、写真撮り忘れてました…』





……現実はそう甘くないようです。








『いい感じだったのに…今度お詫びします…』




小｢じゃあご飯でも…｣





『…考えておきますね』





彼女は一瞬微笑んで写真を監督に見せにいった。




ああ、可愛い…






ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



坂｢あの子可愛い｣





菅｢坂本さんの趣味っぽい子っすね｣





小｢えー、可愛い子探し？｣





試合前のベンチに座り、可愛いG-jo探しをしてる二人。





坂｢小林は誰かいる？可愛い子｣





小｢みんな可愛いっすよね、俺可愛い子みんな好きです｣





菅｢お前一途のくせに面食いやめろよな笑笑｣





坂｢例のカワイイ球団職員ちゃんに嫌われるぞー笑笑｣





……なんかバカにされてる？





坂｢ま、せいぜい頑張れよイケメン｣





小｢はい、頑張ります…｣




イケメン、結構辛いです。

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