歪んだ世界に迷いこんだ能力者【ツイステ×文スト】(続)

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トレイ
「例えば......ホラ、あいつ。」


ユウ
「何て斬新な...

　ゴツくてイヌミミ....」

おお。
狼や犬、って感じかな。

トレイ
「あのゴツさは見るからに
　サバナクロー寮って感じだな。」

あれがサバナクロー。

人間の耳はないんだね。

ケイト
「それな〜！

　運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。

　肉体系っていうか、イカツイお兄系っていうか？
　黄色と黒の腕章をつけているのはサバナクロー寮。」


グリム
「ほー。じゃあ、あっちの
　灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは？」

あ、アズールちゃん。
近くにフロイドちゃんとジェイドちゃんいないね。

まあ、そんなに四六時中一緒にいるわけないか。

トレイ
「＿＿＿＿その手前に座っている臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ。」

あ、また聞きそびれたね。
まあ、アズールちゃんたちの寮は分かるし、いいか。

ケイト
「どっちも頭脳派揃いって言われてる。筆記テストは
　そこ2寮がデッドヒートってカンジだよね。

　あ、でもスカラビアの寮長は勉強はそこまでって感じで〜」

アズールちゃんは頭が良いのか。
こちらの事はアズールちゃんたちに教えてもらおうかな。

トレイ
「話を戻すと、あっちのやたらキラキラしいのは
　ポムフィオーレ寮。紫と赤の腕章をしている。

　暁さんもポムフィオーレの顔だよな。」

ユウ
「で・す・よ・ねっ！！！

　顔面良すぎて死.にそう。」

グリム
「ホワｯ！超可愛い女の子がいるんだゾ！」

デュース
「エッ！？男子校なのに!?」

え、私たちは...??
デュースくん？？

私は"女性"だとしても
ユウちゃんは"女の子"だよ。

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