歪んだ世界に迷いこんだ能力者【ツイステ×文スト】(続)

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〈3限目〉

バルガスさん。


筋肉が凄いね。
私はあんまり筋肉がつかない体質でねぇ。

げぇ、生卵?
生卵って、サルモネラ菌、大丈夫なのかい？

20周か。

バルガス
「よーい、スタート！！」


『ふっ、ふっ、ふっ、』

徐々に抜かされていく此の状況。
しかし、あんなに初めから飛ばしてしまって
体力は持つかい？



＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿

あと、3周。

やはり、体力が無くなっていく馬鹿を抜かしながら
普通に走る。

『あと、一周...』

まだ現役行けるかもしれない。
全然息が切れない。



『よし。終わり。』

次はえっと、腕立て伏せ100回か

『一回...二回...三回...



　九九回....百回...』


どうしよう。終わってしまったんだけれど。
時間が余るねぇ。

あ、ユウちゃん。

『ユウちゃん。頑張ったら、ご褒美上げるよ！』(大声)


ユウ
「！！分かりました！！」

おぉ、さっきまでヘロヘロ走っていた筈の
ユウちゃんが速くなった。

バルガス
「おい、お前。」

『はい。』

バルガス
「終わったのか...?」

『終わりましたよ。私にはまだまだ簡単でしたので。』

そう言うと、驚いた顔をする、バルガスさん。

そんなに驚くことか？と思ってみるが、
嗚呼、私は普通では無いのだったと思い返す。




ユウ
「はっ、あ、っは、かねっふ様っは、！！」

『一寸呼吸を落ち着かせようか。』

私に合わせて呼吸をし始める。
ふーはー、やっと落ち着いて来たので、

声をかけた。

『ユウちゃん、腕立て伏せ、頑張れ。
　数えてあげるから。』

ユウ
「はい！！」

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