歪んだ世界に迷いこんだ能力者【ツイステ×文スト】(続)

　・ ページ34

薔薇を赤く塗る。

それは昔を思い出した。

昔の残虐な私を。

＿＿＿

　「ひぃぃ！！ど、どうか！！御慈悲を！！」

『私にそんなものがあると思うのかい？
　貴方もわかっている筈だよ。

　私も貴方もポートマフィアの人間。
　まあ、君は私たちの傘下だけど。
　任務は確実に遂行するのが私(ポートマフィア)だ。』

　「そ、そのくらい！
　 誰を逃してくれてもバレやしないじゃないか！！」

其れがバレてしまうのだよ。
"何故か"ね。

それに、バレて仕舞っているじゃないか。

『ねぇ？此の請求書、何故急に金額が変わっているのだろう？
　君にはわかるかい？』

黙りか。

『ふふふっ。』

「ﾋｨｯ」

なんだい？私は笑っただけだよ。

「い、いまだ！、」

バッと男の部下が10人程私に銃をむける。



ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ！！！



『はあ、私が誰か知らないのかい？』


「汚れちまつた悲しみに」を使い、弾の動きをとめる。
そして、相手の方に弾の先をむける。


「重力遣い？！」

「中原中也か？！」

「いや、こいつは！！」

「太宰あk」

私の名前を言い終わる前にころす。

『そう。私は太宰。太宰暁だよ。
　ふふっ。綺麗な赤色だ。

　一段と綺麗になったねぇ。』


『〜〜♪〜♪』

ﾀﾋ体と一緒に社交ダンスを踊る。

『さｧ、此れでお仕舞いだ。』

ﾊﾟﾁﾝｯと指を鳴らす。
建っていた筈のビルは跡形もなく失くなる。

『森さん。終わりましたよ。』

月ににこりと笑いかける。

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森
「私、死んでないからね？？」

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