・ ページ6
クロウリー
「＿＿＿さて、ユウさん、太宰さん。
大変残念なことですが......
貴女達にはこの学園から出ていってもらわねばなりません。
魔法の力を持たない者を、
ましてや女性をこの学園へ入学させるわけにはいかない。
心配はいりません。
闇の鏡が貴女方をすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう。」
『そうですか。しかし、残念ですが、私の
帰ることが出来ませんでしたので、そこは了承してくれると助かります。』
ということは、だ。ここは、私の住んでいた世界ではない。
そして、ユウちゃんと違う世界の日本だ。
クロウリー
「はい。問題ありません。
さあ、扉の中へ。強く故郷のことを念じて.....」
問題大アリですけど。
私が異能力で帰れないと言うことは、私は
ヨコハマに帰れないと言うこと。
だから、この世にはないと言うことなんだけどな。
クロウリー
「さあ、闇の鏡よ！
この者達をあるべき場所に導きたまえ！」
闇の鏡
「.............」
クロウリー
「ゴ、ゴホン......もう一度。
闇の鏡よ！この者達を.....」
闇の鏡
「どこにもない......」
クロウリー
「え？」
闇の鏡
「この者達のあるべき場所はこの世界のどこにもない......
無である。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウ - んぐっ！美人！ (2022年5月24日 21時) (
レス) @page43 id: 65a9cf3278 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます！！ (2021年11月24日 21時) (レス) id: ee6939c4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - イラスト見ましたとてもかわいいかったです！ (2021年11月24日 21時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄(プロフ) - ユノンさん» 続きが気になる...?!ありがとうございますっ！イラストは...頑張って描いてみますねっ！！ (2021年11月23日 21時) (レス) id: ee6939c4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2021年11月23日 9時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緑黄 | 作成日時：2021年8月13日 20時
