【ヒロアカ×呪術廻戦】最恐の女 (完)

拾壱話 ページ12

*

『闇より出でて,闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え。

　では！ready...Go！』

私の掛け声と共に全員が一斉に動き出した。



-チームA-

そこには、呪力を使わずに自分の身体能力だけで勝っている虎杖、
その虎杖が取りこぼした奴等に澱月の毒を流し込んでいる順くんの姿。

連携がとてもとれており、隙がないように見える。

だが、"葉隠"つまり、透明人間が見えていないのが難点だ。
まあ、順くんの毒を"見えるように"使えばいいのだ。
ここは、その点を見つければいいだけなので、他を見るとしよう。

吉.虎「「！なあ、/ねえ、」」

早い。もう、見つけたのか。後は、勝つだけ。頑張れ。









-チームB-

恵は相性の悪い"酸"の個性をもった芦戸さん、
冷静ではなく見えるが、冷静に判断のできる、爆豪くんが恵は苦戦するように思えた。

こちらは、一人で戦う。そう思っているのか、全員、"恵に"攻撃をしている。今は、帳を下ろしているのだ。一般人にも、式神は見える。

伏「玉犬」

芦.上.耳.爆「！」

へー。恵はまず、玉犬を出すか。ここは、鵺の方が空を飛べるから、上鳴,芦戸の攻撃を避けられるんだけど。玉犬だと、耳郎さんに音を流されてしまえば、おしまいだ。さあ、恵はどうでるのか。

伏「蝦蟇」

デッカ。蛙、でっか。私の、めっちゃちっちゃいんだけど。え？なんで？
んん"ｯ
蝦蟇か、上鳴くんにはとっても不利じゃない？

伏「...不知井底」

何よ。そんな不服そうに不知井底に変えなくても。私が、ビミョーな顔してたからって。
蝦蟇で勝てばよかったじゃない。まあ、蝦蟇が壊されちゃったら、不知井底、使えなくなっちゃうけど。

『がんばー』






-チームC-


一年生、唯一の女子か。紅一点。釘崎ちゃんはとてもイカれているらしい。悟によると。
ほへ、あんなに可愛い顔して、釘打つの？カーンて？ﾔｯｯﾊﾞ
んん"ｯ(２回目)

躊躇いもせず、ヒーロー科の子達に攻撃を仕掛けることもいいけど、ちゃんとまわりをみなきゃ。隙がある。まあ、そんなことにも気づかない子達もいるけど。

緑「ﾔｯ!!」

！あの子、いいヒーローになれそうね。ちゃんと考えて次の行動に移してる。
でも、うちの釘崎ちゃんは近距離の方が強いのよ？？

『！ふふふ。打っていいわよ。私が、治すから。』

釘「簪」

緑「ｲｯ」

釘「お前はヒーロー志望。だから私を殴.りたくはないはずよね？」

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