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プロローグ ページ1

また。
また貴方を助けられなかった。

これで何度目の転生だろうか。

もう何十回目かで数えるのを辞めた。

何度この目に貴方の死を焼き付けようとも、目の当たりにしようとも、慣れるなんてことは無かった。

心が締め付けられるんだ。

大切な貴方が。
私たちの未来を約束したあの日が。











______この転生劇の始まりだった。

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作者名：いぬや | 作成日時：2023年3月23日 0時

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