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中学2年生。

ボーッとしてたらすぐ過ぎる時間。

ちゃんと部活に打ち込むために赤点だけは取らんように勉強して、期末テストを受けた。

結局部活をサボったのはあの1回だけで、あとは顧問怖いしサボれんかったわ。

阿部とはたまにすれ違うけどあっちは俺のことなんか知らんやろ。

誰にも協力要請をしんまま夏休みに入った。






夏休み、学校行事で無人島で5日間過ごすことがあった。

2年生の行事で、この学校でこの行事楽しみにしてる奴とか先生くらいしかおらんやろって行事。

男子4人と女子3人で構成された班で過ごして、夜は男子テントで大学生のリーダーと恋バナをして過ごした。

みんな、同級生のあいつが可愛いとかそんな話。





「西村は本気出せばすぐ彼女とか出来そうやから羨ましいわ。」


「ほんま、スポーツできるしある程度勉強できるし、で、イケメン。」


「顔面偏差値分けろよ笑」





思い思いに俺のことを褒めてくれる(?)3人に言いたい。

俺、好きな奴には存在さえ知られてないんやけど?





「そこまでじゃないわ笑
てか俺気になる奴いるし。」





そう言ってみたら、案の定食いつくサッカー部3人。

+リーダー。





「もしかして、テニス部の1年?」


「あー!部活サボったときに見に行った!」


「なんやっけ?丹川?」





丹川。

あいつか。

あの日の噂の女子。





違う、あいつじゃない。





「ちゃうわ笑
阿部って奴。」





誰も分からんと思う。

阿部のどこがいいんかって聞かれても答えれへんけど、なんか気になるねん。





「西村、趣味分からんわ〜。」


「丹川とかならモテる者同士って感じやけど、阿部とか聞いたこともないし。」





勝手に言っとけ。

そう思いながら寝袋に潜り込んだ。

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設定タグ:西村拓哉 , 関西ジャニーズJr. , ちび5   
作品ジャンル:恋愛
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このは(プロフ) - 毎回楽しみにしています!頑張ってください! (2019年1月24日 21時) (レス) id: 8887fe933b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ありな。 | 作成日時:2018年12月16日 19時

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