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五条side
｢くそっ！ふざけんなよ……｣
一方的に切られた電話を思わず床に投げつけた。
『別れてほしい』
Aの口から紡がれたその言葉が、頭のなかを駆け巡る。足手まといとも言っていたか。
Aが嫌がると思って控えていた愛情表現も、こんなことになるくらいならもっとしておけば良かったか。本当は
数日前、出張から帰ってきた時、駅を出てすぐの広場に断ったはずの見合いの相手がいた。正直、その女は好きではない。付き合ってる人がいるからと何度も断ったものの無理やり見せられた写真の通りだった。想像していた通りのきつい香水の匂い。露出の多い派手な服。
｢見合いは断っただろ｣
｢いいじゃないですかぁ。一回くらい｣
無理やり腕を絡みつけようとしてくる女を軽く振り払って、二度と会いに来るなよ、と言って高専に戻った。
それが生徒に見られていたと知ったのはAから電話があった後の事だった。
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かうみ(プロフ) - もちもちアイスクリームさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ぜひこれからも読んでください！ (4月20日 22時) (
レス) id: 8c2286f190 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちアイスクリーム(プロフ) - 面白かったです！！更新頑張って下さい！！ (4月20日 7時) (レス) @page33 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
かうみ(プロフ) - 香楽さん» コメントありがとうございます！更新滞ってしまいすみません…これからも頑張るのでぜひ読んでください！ (4月15日 19時) (レス) id: 8c2286f190 (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなるのか気になります！更新頑張ってください！ (4月14日 10時) (レス) id: 8c47cbd327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かうみ | 作成日時：2024年2月18日 20時
