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五条side
伊地知と悠仁からの連絡を受けて駆けつけた先の病院にはAだけが残っていた。廊下にあるベンチに座るAはひどく落ち込んでいて、瞳に光はなかった。
｢A｣
ゆっくりとこちらに顔を向けたAの目は何度も擦られたらしく、赤くなっていた。僕の指示でA以外の三人は先に帰らせてある。
『先生。私、初めて人を死なせたんです。あの子、恵から引き取ったときはまだ息してたのに。私がっ……力不足、だったせいで、』
嗚咽を漏らしながら、必死に声を殺して、背中を丸めて泣くAの背中をさすった。
｢A。わかるよ、辛いね。でも、僕らは呪術師なんだ。人の死にも向き合わなくちゃいけない。｣
この姿を見て、数年前、離反した親友の姿が思い浮かぶ。Aに同じ道をたどらせてはいけない。
『先生？私、明日ご両親に謝罪に行きたい。何言われるかわかんないけど、行きたいです』
ああ、きっと。Aは大丈夫なんだろう。
｢うん。わかった。僕もついていくよ｣
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かうみ(プロフ) - もちもちアイスクリームさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ぜひこれからも読んでください！ (4月20日 22時) (
レス) id: 8c2286f190 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちアイスクリーム(プロフ) - 面白かったです！！更新頑張って下さい！！ (4月20日 7時) (レス) @page33 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
かうみ(プロフ) - 香楽さん» コメントありがとうございます！更新滞ってしまいすみません…これからも頑張るのでぜひ読んでください！ (4月15日 19時) (レス) id: 8c2286f190 (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 今後どうなるのか気になります！更新頑張ってください！ (4月14日 10時) (レス) id: 8c47cbd327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かうみ | 作成日時：2024年2月18日 20時
