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それから3日に1度のペースで宿儺様は私に会いに来てくれている。週に1度、花街の外に連れ出してくれるのもすごくありがたかったし、楽しかった。




そのせいで、と言うべきかお陰でと言うべきか、同じ店の子達にもあまり話しかけられなくなった。仲良くなりすぎると話してしまうかもしれないから、これくらいが丁度良い。それに、わかれるのが辛くなる。これまでいた花街だってそうだった。




いつも通り、服に香を焚き付けて、化粧をして、店に立つ準備をする。稼ぐようになってから、というかむしろ宿儺様が私のお客さんになってから、私に2人ほど、お世話係みたいな役割の人がついた。彼からもらった贈り物だとかを管理してくれたり、身の回りの管理をしてくれる、そんな人。





「Aさん。お客様がおいでになりました。」



『ありがとう。向かいます』



飽き飽きしていたこの世界に、彩りがついた。もう、逝くことは出来ないはずだった私に見えた希望の光である彼は、私を見るなり少し不機嫌そうな顔をした。



『ご機嫌、悪いですか』



「残穢が見える。貴様、誰かに抱かれたのか」

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設定タグ:呪術廻戦 , 両面宿儺 , 宿儺   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 頑張ってください (12月25日 23時) (レス) id: 5dbd17dea3 (このIDを非表示/違反報告)
かうみ(プロフ) - 飴さん» コメントありがとうございます!これからも読んでいただけたら嬉しいです! (12月25日 23時) (レス) id: d9b84374c8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが、気になる! (12月25日 13時) (レス) @page11 id: 5dbd17dea3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かうみ | 作成日時:2023年12月15日 21時

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