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貴「…っとぉ！！…っあれ？？」
「…また貴女…」
ﾌｧ「やっぱり才能か…」
巨人のうなじを削ぐ訓練。
大きな模型の首を斬る。
…はずだったのだけど。
貴「なんで隣の木の枝を斬るかなぁ？？」
ﾌｧ「こっちが聞きてえよ…」
全く上手くいかず、私はかなり凹んだ。
そんな私にも、やっと抜群のものが現れた。
「貴女…かしこいのね」
貴「やばい、めっちゃ解ける…っ！！」
出される難問を次々と説いていく。
公式というか、次々になぜか出てくるのだ。
ｲｻﾞ「えっと…２１+１３は…」
「貴女はやばすぎるわよ…」
ﾌｧ「へぇ、お前ってそんなに頭良かったのか」
ﾘｳﾞｧ「俺らはそんなに全員悪くないだろ」
ｲｻﾞ「…？？これなんて読むんだ？？」
「これは…＿＿で…」
座学の成績だけは唯一期待出来そうだ。
ﾌｧ「まあ、立体機動の時みたいに教えてやるよ。
お前、感覚掴めば悪くないし」
貴「ありがとうございますファーラン様…」
天才肌、恐るべし。
ﾌｧ「ほら、馬は俺の前のがいいか」
貴「う、うん」
乗馬を教えてもらう事にしたんだけど、
ファーランの後ろに乗るより、
ファーランの前に乗って後ろから運転して貰った方がいい。
…って事で、今の体制は何とも言えない恥ずかしさがある。
まるで後ろから抱き締められてるような…。
…って、自意識過剰だよね…！？
ﾌｧ「ほーら、百面相するな。
ちゃんと縄掴まねえと落ちるぞ？」
貴「わ、分かってる！！」
ファーからに教えられ、少しずつまともになっていく。
ﾌｧ「しっかし、お前もチビだよな」
貴「殴るよ？？」
ﾌｧ「だって後ろからだけど、
俺全然前見えるし。頭下にあるし」
そう言ってファーランは私の頭に触れる。
そして、優しく撫でた。
ﾌｧ「…キレイな髪してんな、お前」
貴「…珍しく褒めてる？」
ﾌｧ「貶してるように聞こえるか？」
珍しく褒められて、ドキッとする。
私の髪の毛を少量つまんでくるくるしたり、
子供みたいに遊び始めた。
貴「ちょっと…」
ﾌｧ「なんだよ、恥ずかしい？」
貴「べ、別に…っ！！」
声が裏返ったから、確実にバレただろう。
後ろからクスクス笑う声も聞こえる。
恥ずかしい。
私はここで、ファーランのドＳスイッチを押した。
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ああ - 面白かったです 久しぶりにファーランとイザベルを思い出せたと思います 今更ですがファーランかっこいいなーって思いました イザベルは相変わらず可愛い❤ (10月6日 15時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - 秋夜さん» わっ！本当ですか！？コメントありがとうございます…！！嬉しいです！更新頑張ります！！ (2017年5月28日 10時) (レス) id: 28e73a47a2 (このIDを非表示/違反報告)
秋夜 - 本当に面白かったです！ 更新頑張って下さい！ (2017年5月27日 23時) (レス) id: 953811966b (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - ウサリボンさん» そう言って頂けると嬉しいです！！更新頑張りますね！ (2017年4月9日 16時) (レス) id: 28e73a47a2 (このIDを非表示/違反報告)
ウサリボン - 面白かったです。続き楽しみしてます (2017年4月9日 16時) (レス) id: cbdd6d3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2017年4月8日 16時
