浮気８４日目 ページ9
磯貝Side
運命の時が来た。
皆が集まってきてくれた。
寺坂や、いつもは参加しない奴らまで
Aの件のことを気にしてきてくれたのだ。
皆真剣な表情で、俺を見つめる。
磯「…聞いて欲しい、俺とAについて」
声が少し震えた。
ここで怖気づくな。
深呼吸して呼吸を整え、一息で言った。
磯「あいつが浮気をしてるのを、実は俺も知ってた。
なぜなら、俺が浮気してもいいと許可をしたから」
中「許可…？？」
片「自分の彼女に浮気してもいい？って聞かれて
許可を渡すなんて、不自然じゃない？」
やっぱ言われるよな…
磯「そうだな。
でも俺も、そう言われても言い返せないような
最悪の行動をとってた。」
その行動こそが、この問題の発端。
磯「浮気を、してた。」
皆の目には驚きしかなかった。
逸らしたい気持ちをなんとかこらえ、
みんなの目を順番に見ながら話した
磯「その相手は…n「悠馬」…え？」
俺の目の前に来た人物。
整った顔立ちで皮肉な笑みを浮かべ
長い先がクルクルした髪を揺らし
彼女は、俺の目を見た。
桜「なんの話…かなぁ？」
まさかの彼女は
自分から登場してきた。
これは、まずい。
そう思ったが、彼女は口から意外なことを言った。
桜「私が浮気の相手よぉ？
何か文句でもぉ？」
皆「…っ！？」
全員が息をつまらせた。
浮気を知ってる奴も、知らない奴も。
前「お前は…何が言いたいんだよ。
ここに何しに来たんだよ！どうやって来た！？」
誰もが一番気にしていたこと。
するとアイツは普通に笑みを崩さず
桜「何ってぇ…ただの小細工よぉ？笑
悠馬がそろそろ動き出すのなんてぇ、
賢い私にはすぅーぐ分かるんだから。
貴方の携帯は私に監視されてるのよ？
もちろんいざとなればぁ…このクラス全員分も可能よ」
分かってた。
こいつがこれほど強い相手なのは。
なのに、なんで俺は
こんな簡単なことに気が付かなかったんだ。
桜「私は貴方達のすべてを見れるけど
貴方達は私の事について、なぁんにも知らない」
本当に俺はダメだ。
桜「私が悠馬を脅したのよぉー
私と浮気しなかったら
私の力でアイツの人生めちゃくちゃにするけどいいの？
ってねぇ笑」
何も守れない。＿＿
桜「悠馬は賢いからわかったのよぉ
私にはぁ、本当にそれが出来るってこと」
桜「ホント、E組なんて間抜けばっかり」
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dosakaharuka(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年2月5日 21時) (
レス) id: f09f1bedcf (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - すごく面白いです！！更新、待ってます！ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5ed3906c4e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 応援したいます！なので更新して下さい！ (2019年3月16日 11時) (レス) id: 4f6f8cacfb (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - すごーく楽しいです！頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2018年11月15日 20時) (レス) id: d113fc4a42 (このIDを非表示/違反報告)
(・∀・) - あるとすれば、貝毒くらいで、毒薬での毒は記憶喪失には至りませんし、ショックで忘れてしまう、ということもありません。そんな数時間しか掛からない手術で猛毒にかかってしまった患者さんは助かりません。毒ってのはもっと重いんです (2018年11月15日 14時) (レス) id: 21f15443ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2016年11月18日 17時
