「暗殺教室」イケメン彼氏は浮気中３[磯貝悠馬][赤羽業]

浮気８１日目 ページ6

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病室にきてくれた赤髪の人。

名前はカルマっていうらしい。

うーん、思い出せないなぁ…。

でもなんか、胸が温かくなる。

心地いい温かさ。

磯貝君は、なんか懐かしい気持ちになる。

なんだろう、覚えてないけど。

ちょっと切なくて、苦しい。

そしたらカルマが衝撃的なことを言った。

赤「Aの彼氏だったりもする」

え"。

私って彼氏いたの？

嘘。可愛くないのに！？
((かなりドロドロした関係持ってたよ))

貴「え、あ、ちょ、えと、その…」

なんて言ったらいいの？

そーなんだーとか？

覚えてるよ！って言っとく？覚えてないけど！！←

あ、そんな気がしたんだーとか！？分かんないよ！

赤「…ぷっ、戸惑ったよねごめん

大丈夫、慣れないだろうからゆっくりで。

最初は友達感覚でいいから」

そんな風に言ってくれた彼の優しい笑みは

どこか見たことがあるような、そんな気がした。

でも、よく思い出せなかった。

貴「あ、ありがと…//」

何照れてんの私！！！しっかりしろ！！

カルマは世にいうイケメンだった。

顔が整っていて、声もカッコよくて

背も高くて、優しかった。

そんな人が私の彼氏なんて

きっと私は、幸せだったんだろうな。

その後カルマは、色々教えてくれた。


私は、E組の女の子。

成績は…ふ、普通…。でも！地理が得意で

運動神経は良かった。

甘党で、ココアとチョコが好きで


赤「そんでお前は、自分よりも人を大切に出来て

誰か一人を真っ直ぐに愛せて

なのに自分には嘘付きで

人を惑わせるのが得意で、なのに恨めなくて

誰よりも責任感がある。

そんな子だったよ。」

所々意味が分からなかったけど

少し悲しそうな瞳をして笑うカルマに

なんだかよく分からない罪悪感を覚えた。

なんで？私は真っ直ぐにカルマを愛してたんでしょ？

なら、彼氏を愛してたなら

誇れることで、カルマは嬉しそうにするはずなのに。

考えて出たのは、

もしかして私に記憶がないから心配なのかな？

という答えだった。

貴「大丈夫だよ、私すぐに思い出すから！」

この胸のモヤモヤは、なんだろう。

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