浮気１０２日目 ページ27
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Aが居たのは、ENDのE組と呼ばれる場所。
山の奥の汚い校舎に、凸凹の運動場。
上のクラスからの差別。
E組に落ちる理由は様々。
主流は成績。その他は暴力。校則違反。
では、彼女の理由は？
貴「じゃあ、私の理由は何なんですか？」
殺「貴女は勉強も人並にでき、校則は守る子でした。
誰よりも優しい子です。」
なら、どうして。
しかし少女はもう聞かなかった。
聞いてはいけない気がしたから。
その後も先生は色々話した。
自分は月を破壊した犯人な事。
来年には地球も破壊する予定なこと。
そのために、E組は暗殺を実施していること。
Aもその一人なこと。
記憶がないから初めて聞いたことのはずが、
Aは疑うことなく、すんなり受け入れた。
殺「今度は先生から、質問していいですか？」
貴「私に答えられる範囲なら」
先生が次は質問する側。
Aはそれもすんなり受け入れた。
殺「貴女のプライベートについてです。
貴女は三人家族でしたよね？独りっ子ですか？」
貴「はい。独りっ子で、親はどちらも外国なので
いつもは独り暮らしです。
今は私がこんなだから、ホテルをとって
そこでできる仕事をこなしてくれてるみたいだけど」
そう言って彼女は苦笑した。
親から充分に愛を貰っていたものの、
寂しくないとは言いがたい生活をしていた。
彼女もまだ中学三年生。近くにいて欲しかった。
殺「桜井七海さんを…覚えていますか？」
桜井七海。
この単語を聞いて、彼女は少し顔をしかめた。
貴「覚えてはない…けど、なんだろ。
凄い、嫌な感じ…」
胸に手を当て、彼女は鼓動を落ち着かせた。
嫌な音を立てた心臓を、落ちつかせたかった。
殺「この子なんですけどねぇ…」
そう言って差し出された写真。
彼女はそれを手に取り、よく見た。
そして目を見開き、写真から先生に目線を移す。
そして、口を開き
「…この子、桜井七海さんじゃないと思うんですが」
そう言った。
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dosakaharuka(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年2月5日 21時) (
レス) id: f09f1bedcf (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - すごく面白いです！！更新、待ってます！ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5ed3906c4e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 応援したいます！なので更新して下さい！ (2019年3月16日 11時) (レス) id: 4f6f8cacfb (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - すごーく楽しいです！頑張ってください！応援してます！大好きです！ (2018年11月15日 20時) (レス) id: d113fc4a42 (このIDを非表示/違反報告)
(・∀・) - あるとすれば、貝毒くらいで、毒薬での毒は記憶喪失には至りませんし、ショックで忘れてしまう、ということもありません。そんな数時間しか掛からない手術で猛毒にかかってしまった患者さんは助かりません。毒ってのはもっと重いんです (2018年11月15日 14時) (レス) id: 21f15443ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2016年11月18日 17時
