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『ノー、マン…？？』
私の頭を撫で、髪の毛をすぅっと指ですくう。
指先で髪の毛をいじり、
そのまま髪に口付けた。
『…っっっ』
「この人に触れたい、近寄りたい。
そんな気持ちが、きっと、恋なんだと思う」
『わ、わかっ…た、から…』
私に説明する気なのか、
本当はからかってるだけなのか。
緊張して上手く働かない頭じゃ、分からない。
「…ほんとに分かってる？」
『ほんと、ほんと…』
「…ふふふ、可愛いなぁ。」
なんの恥じらいもなく溢されるその言葉に、
私はまたドキドキしている。
左の頬に、ノーマンの右手が触れる。
優しく、壊れ物を扱うような手付き。
「…ねぇ、A。」
『…ひゃい…』
耳元で優しく囁かれて、
思わず羅列が回らなかった。
恥ずかしくて砂になってしまいたい。
顔が近い。
もうすぐそこにある。
少し前に身を乗り出せば、
もう重なってしまいそうなくらいに。
ノーマンが近付いてくる。
あぁ、やばい、触れてしまう。
私は直感的に、思わず目を瞑った。
ぎゅっと、強く。
あぁ、触れる、私は＿＿＿＿＿＿＿＿
.
.
でも、いくら待っても何も触れない。
少しずつ目を開けば、ノーマンは少し顔を離していた。
「ちゅーすると思った？？」
『ノ"ーマ"ン"！！！！』
「ごめんごめん。
やっぱり、付き合う前にするのはダメかなって。」
いやセクハラも駄目です。というツッコミは、
すぐそこまで出かけたがなんとか飲み込んだ。
「Aは、さっきどう思った？」
『…ど、どう？？』
「僕とちゅーするかもって、思ったでしょ？
嫌だったか、したかったか。」
『…そ、それ…は…』
さっきの事を鮮明に思い出す。
緊張して破裂しそうな心臓。
あの時、私は、直感時に＿＿＿＿＿＿
「それがきっとAの答えだよ。
…待ってるね、返事。」
ノーマンは、僕も鬼ごっこしようかな。と部屋を出ていく。
残された私は部屋で一人、考えた。
さっき私は、咄嗟に＿＿＿＿＿＿＿
"それがきっとAの答えだよ。"
.
あぁ、だとしたら、私はきっと＿＿＿＿＿＿＿
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ポップキャンディ(プロフ) - 嵯峨野 繆謎さん» 早速コメントありがとうございます…！！長い間お待たせしました…！！ずっと待って頂けた事に感謝しかないです…！！今日から大量に更新して完結させようと思ってます！！良かったらまた、最後までお付き合い下さい…！！ (2020年6月11日 18時) (
レス) id: b023722945 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野 繆謎(プロフ) - えっ、ええええ！？！？更新された！？ずっと楽しみにしてたので更新はもうないのかもと思っていたのですがもう最高ですぅぅ！！ (2020年6月11日 17時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - 猫宮さん» コメ返し遅くなりました…！！これは完全に二人とも忘れてますね。(笑)これから更新していきますので良かったらまたよろしくお願いします！！ (2020年6月11日 15時) (レス) id: b023722945 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - やばい。レイまじ好き。くっつけ。てか最後ノーマンのこと絶対忘れてるだろw更新頑張ってね〜 (2019年12月6日 18時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - yu3694an8180さん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けてて嬉しいです…！！私もたまに見返して、ドンかっこ良く書きすぎたなって思うことあります…笑。ぜひ色んなキャラにキュンキュンしてくださいっ！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月28日 7時) (レス) id: b023722945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2019年4月8日 2時
