第１６２話 スープ ページ25
貴「いつか、私は夢を叶える。
サンジも叶えて。約束しよ。
私、サンジとこれでお別れはやだ。」
サンジは驚いた顔をしたけど、
すぐに優しそうな笑みを浮かべた。
ｻﾝ「クソ生意気なんだよ馬鹿野郎。
俺は最初から、
お前とこれが最後のつもりなんてねえよ。」
こう言う事をさらっと言えるから、
キザで紳士なんだろうなぁ。
貴「ふふっ、何それ。
サンジこそ生意気」
彼にそう言われたあと、
不思議なことに、何故か少しも、
これがお別れな気がしなかった。
.
ﾙﾌｨ「ふっかああああつ！！！」
貴「流石ルフィ！！早い！！可愛い！！」
ｻﾝ「復活早いのと可愛いの結びついた経緯を教えてくれ」
貴「復活早い=流石ルフィ=可愛い」
ｻﾝ「聞いた俺が馬鹿だった」
一日寝ると、もうルフィは元気。
私の自己治癒力は悪魔の実のお陰で凄いけど、
ルフィは何もなしでこれだもん…。流石…。
急いでナミのところに向かわなきゃいけないけど、
腹が減っては戦ができぬ。
最後にお礼の意も込めて、コック達が料理を食べさせてくれた。
「お前らの席はねえから地べたで食えよ」
ｻﾝ「はぁ？なんで俺達の席がねえんだよ」
貴「あ、うんいいよ。
とりあえずお腹空いたからご飯ちょうだい」
ｻﾝ「お前はもう少し嫌がれよ」
ﾙﾌｨ「めしめしめしぃ〜！！」
ｻﾝ「疲れる…」
お腹の空きには勝てず、地べたで食べる。
というか幼少期はこれが当たり前だったし。
…このスープうんまっっっっ
ﾊﾟﾃｨ「おい、このスープを作ったのは誰だ」
ｻﾝ「あぁ、そりゃ俺だ。
うめえだろ？今日のはとびっきり上手く…」
ﾊﾟﾃｨ「こんなもん不味くて飲めっかよ！！」
「そうだそうだ！！」
「なんだこれまっずい」
ｻﾝ「はぁ？？んな訳ねーだろ！！」
…え、まずい？…私の舌が変？
何度飲み直しても美味しいスープに、
私は疑問を抱く。
ｾﾞﾌ「はっ、こんな不味いもん飲めやしねえ」
オーナーゼフまでも、続いて皿を割る。
ｻﾝ「はぁ！？
お前のスープと何が違うってんだよ！！」
ｾﾞﾌ「俺と同じだぁ？100年早いわ！！！」
ｻﾝ「…ッ！！クソ！！何なんだよ！！」
サンジは苛立って部屋を出ていった。
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ただのワンピ好き - ここが楽園か………最高です (2020年3月26日 1時) (
レス) id: 5598d303e9 (このIDを非表示/違反報告)
最新型のうさぎ - うおおおおお死ぬほど応援してます！これからも頑張って下さい！ (2019年5月1日 1時) (レス) id: 0eecff79cc (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - サンジのギャップ好き！面白い！ (2019年4月21日 21時) (レス) id: 5c15b941c1 (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - カブリエルさん» コメントありがとうございます！！ワンピキャラは皆個性があって一人一人大好きなので、そう言って貰えると本当に嬉しいです！！これからも更新頑張りますので、よろしければこれからもよろしくお願いします！！ (2019年4月14日 17時) (レス) id: b023722945 (このIDを非表示/違反報告)
カブリエル - お話、とても面白いです！ONE PIECEキャラへの愛が文章からたくさん伝わってきます…！大好きです(*´∀｀*) これからも、応援してます…！無理せず更新、頑張ってください！ (2019年4月14日 16時) (レス) id: 7fd5afff0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2018年9月12日 9時
