第１５１話 迎えに ページ14
ﾐﾎ「大きくなったな、A」
貴「ミホーク…」
彼は次は私に向き直る。
ｻﾝ「鷹の目の知り合い…？」
ﾐﾎ「まだあんなに小さかったはずのお前が、
いつの間にかこんなに成長してたとは。
手配書でお前の成長を見ていたが、
やはりちゃんと目で見ると違うな。
…綺麗になった」
貴「だって、もう5年以上経つもの…。
ミホーク、そんな事言うタイプだっけ？」
少し笑ってみせると、彼も優しそうに微笑む。
ﾐﾎ「さあな。無意識に出た言葉だ。
…良い仲間を持ったな、A。
これから先、敵も多いだろうが…。
お前なら、きっと大丈夫だろう」
貴「うん、皆となら…大丈夫な気がする。
ありがとう、ミホーク。
またいつか、偉大なる航路で会えると良いね」
ﾐﾎ「会えるさ。
…その時まで、また楽しみに待つとしよう」
ｸﾘ「…！待て！！
俺の首を取りに来たんじゃないのか？」
ﾐﾎ「そのつもりだったが、もういい。
充分楽しんだし、会いたかった奴にも会えた。
もうお前で暇つぶしをする意味がない」
ｸﾘ「ッ！！」
クリークはかなり怒ってたけど、何もしなかった。
そしてミホークは、
そのまま何処かへ去っていった。
貴「相変わらず、掴めない人だなぁ。
ところでヨサク、ジョニー、
ゾロを船に運んで寝かせておいて欲しいんだけど…。」
ﾖｻｸ「そ、その事なんですが…」
ｼﾞｮ「ナミの姉貴に逃げられやした…」
貴「…に、逃げたァ！？」
ｳｿ「あの野郎、俺達を騙してたのか…！！」
ナミが、私達を騙した？
全部、演技だってこと？
…違う、絶対に違う。
貴「ナミは…そんな人じゃない。
じゃなきゃ私に…あんな事言わない」
今まで、たくさん話してきた。
ナミはたまに辛そうな顔をするけど、
いつも本当に楽しそうに笑って…。
そうだ、さっきナミの様子が変だった…。
ﾙﾌｨ「でも俺、アイツが航海士じゃなきゃやだ」
貴「…私も。ナミとのハグの約束まだ…」
私達は2つのチームに別れた。
ゾロ、ウソップ、ヨサク、ジョニーはナミを。
私とルフィはバラティエを。
私にはまだ雑用の雇用期間が残ってる。
この戦いでけりをつけない限り、
雑用はやめられない。
貴「だから、ナミ…。待っててね。」
必ず、迎えに行く。
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ただのワンピ好き - ここが楽園か………最高です (2020年3月26日 1時) (
レス) id: 5598d303e9 (このIDを非表示/違反報告)
最新型のうさぎ - うおおおおお死ぬほど応援してます！これからも頑張って下さい！ (2019年5月1日 1時) (レス) id: 0eecff79cc (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - サンジのギャップ好き！面白い！ (2019年4月21日 21時) (レス) id: 5c15b941c1 (このIDを非表示/違反報告)
ポップキャンディ(プロフ) - カブリエルさん» コメントありがとうございます！！ワンピキャラは皆個性があって一人一人大好きなので、そう言って貰えると本当に嬉しいです！！これからも更新頑張りますので、よろしければこれからもよろしくお願いします！！ (2019年4月14日 17時) (レス) id: b023722945 (このIDを非表示/違反報告)
カブリエル - お話、とても面白いです！ONE PIECEキャラへの愛が文章からたくさん伝わってきます…！大好きです(*´∀｀*) これからも、応援してます…！無理せず更新、頑張ってください！ (2019年4月14日 16時) (レス) id: 7fd5afff0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップキャンディ | 作成日時：2018年9月12日 9時
