運命の花を 阪神タイガース

願っていた再会は ページ15

家に帰って、少し居眠りをしちゃったみたいで、


A「懐かしいな...あの時のこと思い出すなんて」


そんな、独り言を呟いて、

携帯を見ると、メールが来てて、


A「誰だろう、この人...？」


ちょっと開くのに抵抗があったけど、

内容を見てみると、


A「上本先輩からだ...！」


上本『今日はお疲れさま、これから慣れない場所で大変かもしれないけど、なるべく力になるようにするから、Aさんも、俺のこと頼ってね、あと、いきなりメールしてごめんね、江口くんから聞いたんだけどね、』

それじゃあ、と書かれて終わっていた、

私のことを気にかけてくれているのが嬉しくて...

急いで、返信を送った、




上本「あ、Aさんからだ、」


良太「えっ！！上本、もうメアド交換したのか！？」


上本「江口くんから聞いて、俺が勝手に送っただけなんですけどね」


西岡「さすが、上本やな、良太さんとは大違い」


そう言って笑う剛さん、


「えっと、Aさんって...？」


上本「あ、俊介には、紹介してなかったね、えっと、今日から新しく来た通訳士の(人1)Aさん」


その名前を聞いてドキッとした、

もしかして、あの時の、


俊介「A...さん、」


あのとき咲いていた、萩が一層強く咲き誇って、

過去を繋いだ気がした、

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