プロ野球選手に惚れましたpart2 短編小説

ストレート宣言 高橋周平 ページ12

高橋「Aさん、俺、Aさんのこと好きです、付き合ってください」


彼が入団してから数日たった、ある日、

急に言われた、


A「ちょ、なにいきなり言い出すのかな？高橋周平くん」


高橋「周平って呼んでもらって構わないですよ、好きなんです、Aさんが、」


まっすぐとした目で言われるものだから、

こっちとしても反応に困った、


A「いきなり言われてもむーり、」


高橋「じゃあ、俺が一軍で活躍したら、付き合ってくれますか」


A「だーめ！まだ、周平くんは若いんだから野球に専念しなさい！」


そう言うと周平くんは拗ねたような顔をして


高橋「じゃあ、成人するまで待ってくれますか？」


A「そっ、そういう問題じゃ...！」


困り果てていると、


平田「あ、A、どーしたんだよ」


A「平田さん！！聞いてください！周平くんが...！」


平田「周平...？周平がどうかしたのか？」


高橋「平田さん、俺、Aさんが、好きです、」


キッパリと言う、周平くん、

恥ずかしいったら、なんの、


平田「お、おう...」


平田さんも困った表情、


高橋「なんで、手を出さないでいてもらえませんか？」


A「ちょっと！周平くん！！いい加減に...！」


そう言って周平くんに近づくと、手を引っ張られて、


高橋「好きなものは好きなんです、年下だからって見守るなんてことしませんから、」


そう言って、私を離して、一礼して去っていく周平くんに、


不覚にも、惚れたなんて、言えっこない、

羨ましい 鳥谷敬→←初めてだから 藤浪晋太郎

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