プロ野球選手に惚れましたpart2 短編小説

初めてだから 藤浪晋太郎 ページ11

突然だったの、


女友達「ねぇー、知ってる？晋太郎くんプロ野球選手になるんだってー」


A「え、そうなの...？」


女友達「なんかー、阪神が晋太郎くんをドラフト会議で引き当てたらしいよー」


A「もう、会えなくなっちゃうじゃん」


女友達「近場だから会えるよー」


会えたって、もう、遠い存在じゃないか、

少し離れたところにいる晋太郎くんに目をやると、

いつもの笑顔をみんなに振り撒いていて、


女友達「で、あんたはいつ告白すんのー？」


A「むりむり！告白する勇気なんてないし...」


そう言ってから一ヶ月経った、


伝えたい、言葉にして、

そうは思うのだけど、行動できなくて、


藤浪「おはよう、A！」


A「おっ、おはよう晋太郎くん」


そこにはいつもの笑顔、

決めた、


放課後、晋太郎くんを屋上に呼び出して、


A「晋太郎くん、プロ野球選手になるんだってね、すごいね！」


藤浪「まだ、なるだけやからな、結果もしっかり出さへんと...！」


そうやって意気込む晋太郎くん、

こうやってもう近くで見れない、そうなりたくなくて、


A「あのね、晋太郎くん...！私ね晋太郎くんのことがずっと前から大好きだったの！！」


胸をはって言った、

だって、こんなに好きなの初めてだから、


藤浪「俺も、Aのことずっと前から好きやった」


届かないと諦めていた、でもそんなことなくて、

涙が溢れかえってきた、

これからも君が近くにいる、それだけで、

心は満たされるの、

ストレート宣言 高橋周平→←マジありがとう 梶谷隆幸

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