こっち向いて2『阪神タイガース』

誘いたくて ページ9

良太「隼太っ！ほんまに！一緒に食べに行ったりしてるだけじゃろな！？」


新幹線降りてからもひたすら聞き続ける良太さん、それに嫌な顔しながらも少し自慢げに話す隼太の顔があって、


伊藤「食事に行ったりしてるだけですよ、」


意外だったなぁ、まぁ、隼太がAちゃんのこと好きっていうのは知ってたけど、

まさか、ここまで積極的だとは思わなかった、


今成「だったら良太さんも誘ったらどうですかー？？」


そう俺が聞いてみると、


良太「できたらいいんじゃけど...」


本当にこの人は奥手だと思う、
いつものあの豪快などーんっとした姿は無くて、


鳥谷「電話すれば？でるんじゃない？」


そうとりさんが言った瞬間、大和とか、関さんが良太さんの携帯を強奪し、電話をかけ始めた、


良太「わっ！ちょっ、大和！！関さん！！なにしとるですか！？」


関本「うじうじしてるお前が悪いやん」


暫くすると、電話が繋がったらしく、


関本「おっ、つながった、ほい、良太」


そう言って良太さんに携帯を渡す、


良太「あっ、あー！心の準備ができちょらんけぇ...！」


その瞬間、


A「もしもし...？」

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