こっち向いて2『阪神タイガース』

わからなくて ページ21

その後、結構の間、談笑して、


車で送ってもらって、

玄関で、


良太「今日は楽しかったじゃけん！ありがとな」


A「こちらこそ、誘っていただいて嬉しかったです！」


良太「まっ、また誘ってもええか...？」


A「はいっ！是非誘ってください！」


良太「そうか！ばり嬉しいじゃけん！！」


そう言って、照れたように笑う良太さんを見ていたら、こっちまで、照れてきちゃって、


A「わっ、私も...！こうやって、二人きりで食事出来て嬉しかったです！」


良太「そうか...！」


そう言った後、良太さんは少し黙って、

決意したように口を開いた、


良太「Aちゃんは、好きなやつとかいるんか、？」


少し、辛そうな顔をして、おそるおそる聞いてきた良太さん、


A「わかりません...でも、気になってる人はいますよ」


嘘、本当は私の中で好きな人は決めてるのかもしれない、

でも、良太さんを傷つけたくなかったし、

わからない、本当に自分の気持ちが、


良太「そうか...でも、」


そう言って良太さんが近づいてきて、

私の髪にキスをして、


良太「わしの気持ちも知って欲しいんじゃ...」


A「え、それって...」


良太「じゃ、じゃあな！また誘うじゃけんな！」


そう言って、車に乗って行ってしまう、良太さん、


もう、わけがわからなくなってきた、

私の心、

本当に好きなのは誰なの、

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