プロ野球選手に惚れました 短編小説

見守って 大田泰示 ページ25

A「おはようございまーす！」


私は巨人の球団職員をやっていて、


大田「おはようございます、Aさん！」


A「おはようっ！」


彼は大田泰示くん、私の片想いの相手で、


坂本「朝からなにアホ面してんねん！」


けらけら笑いながら私の髪の毛をくしゃくしゃにする、勇人さん、


A「っ！ちよっと！勇人さん！！」


坂本「なんや、べつにいいやろー！それかここに好きなやつでもおんのか！？」


A「関係ないですよねー！勇人さんにはっ！！ほらっ、大田くん行こう！」


大田「あっ、はい！」


大田くんの背中を押しながら、勇人さんをあとにする、

勇人さんにばれないように今日も大田くんを見守るの、


大田「いつもすいません、こんな俺なんかに付き添ってくれて、」


A「そんなことないよ！むしろ私が好きで付き添ってるんだから」


大田「そう言ってもらえると嬉しいです、俺がいつか、Aさんを支えられるような男になれたらなぁ...」


A「え、それって...」


大田「ずっとずっと、俺のこと見守ってれていたAさんが好きなんです、」


そう言って大田くんは私の左手をとり、


大田「いつか、一生の誓いをこの指に誓いたいので、もう少しの間、見守ってくれませんか？」


ずっと想い続けていたかいがあった、
そう、心の底から思った、


A「うん...！見守る...！」

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