プロ野球選手に惚れました 短編小説

君の場所、俺の場所 大瀬良大地 ページ11

長崎って遠いし、どこかの球団の本拠地があるわけでもないし、プロに入ってから彼女に会える機会が一気に減った、べつにもともとしょっちゅう会ってたわけでもないし、

そしたらついこの間彼女からメール来たんだよね、「今度の長崎での試合見に行くねっ」って、正直先発で出れるかどうかわからない試合だったけど...


前田「おっ！大地！！お前、長崎での試合先発やって、地元やし頑張らなあかんな！！」


一瞬耳を疑った、長崎で俺が先発？


大瀬良「本当ですか！？頑張りますっ！！」


さっそく彼女に電話しなきゃ


長崎、地方球場


試合はなんとか勝てたし、


菊地「大地ー！このあとどっか食べにいかない？」


大瀬良「すみません...このあと用事があるんです」


菊地「えー、なに？彼女？」


大瀬良「！？、どうでしょうね...！」


裏口に一人の女の子が立っていて、

もしかして、と思って駆け寄ると、そこには何か月ぶりかも定かではない、けどそこには俺の彼女がいて、


大瀬良「ごめんね、待たせちゃって！」


A「気にしないで、それに大地くんがここに呼んでくれて嬉しかったし！」


大瀬良「A、じゃ、じゃあ帰ろう！」


A「うんっ！」


久しぶりに繋ぐてはすっごく愛しく感じた、


菊地「うわー、大地ほんとに彼女だったの！めっちゃかわいいし」


堂林「菊地さん、嫉妬はいけませんよ(笑)」

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