プロ野球選手に惚れました 短編小説

止まらない 西岡剛 ページ2

西岡「おはよーAちゃん！」


今、夢中の女の子がおる、


A「！！、おはようございますっ...」


その子は、俺の事苦手意識をもっとるのか、そそくさく歩いていく、

その子はたしか、今成と同い年とかゆうたか？球団職員で、普段俺のまわりにいる女とはちがくて、そんな、いつも選手の一歩後ろで見守っているAちゃんを見ているうちに気になっていた、


西岡「なぁー、なんでAちゃん、俺の事避けるんやろか、」


今成「今までのしてきたこと、とかですかね？でもA、剛さんのお立ち台いつも楽しそうに見てますよー」


今までしてきたこと、そう言われるとあまり自慢できるようなことはやっておらへんし、
むしろ、伏せておきたいことばかりやし、


あ、取材の時間や、


西岡「しつれいしまーす」


取材室に入ると、今まで悩まされてた本人がいる、


A「あっ、西岡さん...、こんにちは」


西岡「Aちゃんやんけー！これははりきらなかあかんやなー」


A「あっ、ありがとうございますっ、」


そう言って視線をそらす、


西岡「なぁ、そんなに俺の事嫌いなん...？」


A「！、ちっ、違いますっ！！」


西岡「じゃあなんで俺の事避けるん？俺は...」


壁と俺に挟まれたAちゃんの頬を手で触ると、一瞬ビクッとした、


西岡「ははは、かわええ反応...」


A「そんなことっ...！」


そのまま顔を近づけて、おでことおでこを重ねて、


西岡 「俺は、Aちゃんのこと好きやねん、だからもう押さえられへんわ、愛しとるで...」


そう言ってキスをする、

拒まないAちゃんを肯定ととり、壁にもたれずり落ちていくAちゃんに合わせて、キスをしつづけた、

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