あんたみたいな最低男、好きになるわけないじゃない。【西島隆弘】

朝から ページ22

私が朝食を作っていると、









西島「…ん、」









「隆弘！おはよう、ちょっとキッチン借りてる！」









西島「……ん」









さっきから「ん」しかいわない…笑









寝起き悪いなぁ…









隆弘はいつの間にか私の後ろにたっていて、私の腰に抱きついてきた。









「はっ？え、何……？////」









西島「…………ﾌｩ」









「ひゃぁっ?!///」









突然耳に息を吹き掛けてきた。









こやつ…とっくに覚醒してやがる。









「私のドキドキ返せー!!!!」









西島「あ、ドキドキしたんだ」









顔は見えないけど、声でにやついてるのがわかる。









「っ…てか！朝ごはん作ってやってんだからおとなしく待っ…」









西島「そんなもんいらないから、俺の隣にいろっつーの」









「…」









こうやって、不意にドキドキする言葉言って…。









西島「…そう言えば、痛くないの？」









「…え？あんた…ま、かさ」









でも同じベッドじゃな…









西島「何変なこと考えてんだよ!!ふ・つ・か・よ・い!!のことだよ…」









「…あっ…/////うん、大丈夫…」









恥ずかしい間違い、申し訳ない。








てか仕事！早くしなきゃ









「…はい！もうできたから、私帰る」









西島「は？でも…」









「仕事！またこんどね笑」









私は家を飛び出して会社に向かった。

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