◆ ページ12
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ムーちゃんもそんなバスティンくんを見て嬉しそうに言った。
「だから…俺を何だと思っている？俺だって人間だ。」
すごい。凄すぎるぞあの2人。
あのバスティンくんを笑わせることができるとは。
俺なんて笑わせようとしても一向に笑ってくれなかったし、
鼻で笑ってすらいなかったのだ。
改めて尊敬する…。
「だけど、バスティンさんはいつも無口ですし…。
どうしてみんなの前では何も話さないんですか？」
「・・・。
俺は怖いんだ…。執事たちと絆を作ることが…。」
「絆を作るのが怖い…？」
…つまり、それはどういうことなのだろう。
何故執事たちと絆を作ることが怖いのだ。
逆に絆を作りさえすれば協力だって出来る。
それはすごく良いことなのに。
「話をすれば距離が縮まり、やがて絆ができる。
俺はそれが嫌なんだ…。」
「どうしてですか？
仲間との絆って大切だと思いますけど？」
「大切なものができると、その裏には必ず闇ができる。
俺はその闇が怖いんだ。」
「闇ですか…？
でも、他の執事の方々は悪い人ではないですよね。」
闇とは一体どういうことなのだ？
皆とても良い人で面白くて優しくて、
俺はそんな執事たちが大好きだ。
ムーちゃん同様、俺も不思議に思っていた。
「それはもちろん知っている。みないい人たちだ…。」
「ロノさんも？」
「ロノも別に悪い奴じゃない。ムカつくのは事実だけど…。」
そういうところは変わらないのか。
素直になれないものかと思っていた。
だけど、喧嘩するほど仲が良いとも言うし、
いつかあの2人が共闘する日も見えてくるだろう。
うん。実に良いことだと思う。
「それなら絆ができた方がいいんじゃ…。」
「それは…。そう…だな…。
だけど…。俺は怖いんだ。また、絆を失うのが…。
もう二度と、あんな思いはしたくない。」
「昔、何かあったの？」
「・・・。」
バスティンくんは主様の質問にだんまりしてしまった。
うーん…。話から考えるに…いじめとか？
友達だと思ってた人に裏切られた？
それとも…家族関係なのか？
……………よくわからないや。
「すまない。さっきの話は…気にしないでくれ。
とにかく…。俺は仲間なんていなくても大丈夫だ。」
「だ、だけど…。」
本当にそれで良いのだろうか。
執事たちと絆を作らなくて本当に良いのか？
本当にバスティンくんはそれで良いのか？
主様だって気に掛けている様子のようだ。
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はまち(プロフ) - 優希さん» ありがとうございます！お仕事お疲れ様です😌長らくお待たせして大変申し訳ありませんでした🙇♀️喜んで頂いて、こちらも嬉しい限りです！ (2023年1月22日 19時) (
レス) id: 8b569265bb (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - はわわわわ！リクエストありがとうございます！仕事の疲れが癒されました🥹🥹 (2023年1月21日 5時) (レス) id: f056bf9131 (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - 芝犬さん» 全読みありがとうございます😊そう言って頂けるととても嬉しいです。続編でもよろしくお願い致します😌 (2023年1月19日 15時) (レス) id: 51c0e6da3e (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - 冬樹さん» ☆ありがとうございます😊こちらとしても大変嬉しい限りです。とても素晴らしいシチュエーションをありがとうございます！ペースはかなり遅いと思われます💦リクエスト承りました！ (2023年1月19日 15時) (レス) id: 51c0e6da3e (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - もる。さん» この小説を読んでくださり、誠にありがとうございます☺️夢主くんの過去については本編でも書いていこうと思っているので匂わせる程度に書いていこうと思っております。リクエスト承りました☺️ (2023年1月19日 15時) (レス) id: 51c0e6da3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はまち x他2人 | 作成日時：2022年4月2日 14時
