...君のために (ページ35)

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胸の高鳴りページ35

You side
龍友、やっぱりあの時嘘ついてたんだね...
いつもは鈍感な私が気付いてたのはきっと龍友のことをその時既に意識していたから。でも、
裕「え、二人、運命の出会い系？笑」
とか裕太さんが言うから、ちょっと運命かな、とか、思ってしまったりして。笑

そこから食事は続いたけど、龍友の顔が見にくくなった。自分で運命って思ったことが恥ずかしかったから。

龍「じゃ、そろそろお開きにするか。」
裕「うん。Aちゃんはもうええ？」
「あ、はい。」

龍「じゃあ、僕A送り届けるから。」
「...え？」
男の人に家まで送り届けてもらうなんて言われたのは初めてじゃないのに、ドキドキした。
メン「お！？お！？何これ、急展開系！？」
裕「メンさんは入ってこんでええわ！僕の奢りやから、もう帰ってええよ。ほな二人で帰ってな～！
お幸せにっ(ボソッ)」

そして二人きりになった。
龍「じゃあ、Aの家教えて？」
「う、うん。」
その後店を出た。