あの子に騙されたら駄目だよ2【青葉城西】

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【Aside】






采音どこ








音楽室にも




教室にもいない








采音









「いだぁ！！」





誰だよ







国「A先輩！！」




「．．．くにみん」


国「A先輩！早く来てください！！」





「え！？でも．．．．」


国「いいから行きますよ！！」





腕をひっぱられ




全力疾走






「くにみん！早い！！」









国「A先輩見つかりました！！！」



え．．．．






「采音？なんで泣いてるの？」


采「．．．A」




「なにが」







松「花！！」

及「マッキー！」

岩「おい！しっかりしろ！」





「え」

国「花巻さん」









.









.

マッキーの腕から血が







采「ごめん。花巻ｸﾞｽｯ．．．ごめんね。私のせいで」



「なにがあったの？」


及「わかんない。俺も今来たばっかりで」



「そっか」







采「花巻が私を庇って」



「誰にやられたの？」









.









.









采「美香に」



「美香．．．ちゃん？」




及「A。マッキーの手当してあげて」



「采音は」



及「俺らが見とくから。」



「．．．分かった」





美香ちゃんがなんで采音を？




「マッキー大丈夫？」



花「おう。痛いけどな」




「バレー出来ないじゃん」



花「俺らは春高までまだ時間あるし、でも灰崎はもうすぐ最後の大会なんだろ？」


「うん」


花「なのに出れないとか嫌じゃん」



「マッキーは優しすぎるよ」



花「なに？俺に惚れた？」



「んなわけ笑」







采「美香！！！」



「！！」



美香ちゃん居るの？






花「A。行ってこいよ。俺はここにいるわ」




「うん」

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