あの子に騙されたら駄目だよ2【青葉城西】

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【Aside】





相「Aちゃん！」


「どうした？」




トイレに行ってた私と美香ちゃん




相「お願いがあるんだけど」

「何？」









相「私岩泉君と観覧車に乗りたくて」

「あー。でも今日はルーレットって＿＿」









相「いーじゃん！Aちゃんと及川君お似合いだと思うけどな〜」



え？徹と？



「いやでも＿＿」


相「なんで？Aちゃんは岩泉君の事好きなの？」






「違うけど」




相「ならいーじゃん。ね？」





ルーレットだから面白いんじゃん







「んー。まぁ、いいけど美香ちゃんがはじめに言ってよ？一緒に乗ろうって」



相「え．．．．」


「え？」





逆にどうしようとしてたの？







「ま、まぁ行こ？徹とはじめ待ってるよ」

相「う、うん」









「お、お待たせ〜」


及「いいよー。観覧車行こっか」

岩「またあのルーレットか？」

「あ、実は＿＿＿＿＿＿」








相「待って！」



及「どうしたの？美香ちゃん」








相「Aちゃんが




.









.









.









.







及川君と乗りたいらしいからルーレットはなしにしよ？」



「は？」

及「え？//」

岩「．．．．」



私が徹と乗りたいって？




「私そんなこと言ってないんだけど」


及「そ！そうだよね！！Aがそんなこと言う訳＿＿」


相「言ってたよね？及川君と観覧車乗りたいから岩泉君と乗ってくれない？って頼んできたよね？」




「いや、だから＿＿」





岩「ならいーじゃねぇかよ」



「え？」





なんかはじめ怒ってない？







岩「及川とAで乗ればいい。．．．．相澤行こうぜ」

相「うん！」






いや、別に徹と乗るのが嫌とかじゃないけど






これじゃあ＿＿＿＿









．





私が徹を好きみたいになるじゃん！！



及「．．．A俺らも行こ？」


「あ、うん」









美香ちゃん、急にどうしたんだろう？

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