【ハイキュー！！】花魁【進撃の巨人】 (ページ37)

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「この子達が今回、面倒を見て頂く遊者達です」

北さんの後ろにはちょこ、といった感じで

かわいらしい幼子が二人、俺達の二、三個年下に見える新造が二人いた

幼子、は言い過ぎか…

「ほら、名前を言いなさい…」

北さんの催促に、じゃあ俺から、と新造のうちの1人が言った

「俺は、侑。つむとでも呼んでくんさい」

「俺は、治。つむと間違わへんで下さいね…」

例の双子だった。

…なるほど、髪の分け目と色で見分ければいいんだな

ふむ。

「お、俺は勇太郎言います」

「らっきょと呼んだって下さい」

「ちょ、ちゃいますからね！Aさん！何言うとんねん、英」

「英、言います。よろしゅう」

た、確かにらっきょだな、うん

英はあれだな、うん、無

和気あいあいとした雰囲気が辺りに広がる

北さんの顔も少し緩んでいるようにも見える

『改めまして、Aと申します、よろしく』

「同じく、鉄郎です。よろしく」

その後も色々あって

俺がさむつむ。

鉄郎がらっきょ君と英。

二人が鉄郎に懐いたみたいでよかった

俺はというと…、

「なぁなぁ、Aさん源氏名なんていいはるんですか」

『い、一ノ瀬だ…』

「おい、つむ、お前近すぎや。Aさんから離れろや」

二人に囲まれている

いやいや、なんでだ

「「オトンに似とるねん」」

なんでだ

みたいに懐かれて文を一緒に届けに行った次第だ

うーん、オトンねぇ

関西弁、喋った方がいいのか…？

な、なんでやねん…！