【ハイキュー！！】花魁【進撃の巨人】 (ページ29)

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二人は吉原で起こった事を知るはずもなく3日目の朝を迎えていた

「今、どこら辺なんだろうな」

『知らん。早く帰りたい』

足取り重く、歩いていく

春風が二人の頬をそっと撫でていく

春の花々の香りを連れ行く風は草木を揺らす

そして、その風はある者の着流しの袖を揺らした

「あ、いた。にしきさーん！黒尾さーん！」

『あ"！？』

突然呼ばれて振り返るとにこにこと笑う男がそこにはいた

『コニー！？』

「コニィ？」

鉄郎は、どうしたと言わんばかりにその名を口にする

が、振り向くとそこには見知った顔がいた

鉄郎の目はこれでもかって位に開いているし

口もきっと今は誰のどんなブツだって咥えられる様な程開いていた

『どうしてここに？』

「番頭さんに、お迎えにあがれと頼まれたんで」

「なんか悪いな」

「いえいえ、大丈夫ですよ。」

そちらの番頭さんにも頼まれたんで

コニーはにこにこと笑顔を浮かべていた

コニーは島原で働く男衆だ

「さぁ、俺に付いてきて下さい

特別な近道を知っています」

俺たちはコニーに促されるままについて行った

案外、平面の道ばかりで驚いている

暫く歩いているのに談笑しながら歩けているのが不思議だ

コニーや鉄郎の遊郭であった事件や

珍客との絡みを聞いてるのは凄く楽しかった

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日紫喜です

星に色が付いてから、お気に入りにして下さった方が増え

hit数も跳ね上がるように増えた事に驚いています

ありがとうございます

これからもどうぞよろしくお願いします

すみません、コニーに揺れる髪無いのに

ある事になってたので変更しまた