Swing Love【Daigo.N】

11▽Y〇uTubeって神だよねってあれこれじゃ伏字の意味無いやん… ページ11

翌日も得にすることもなくいつもなら学校に行ってる時間に病室のベットでダラダラとして過ごすことになんか優越感。

一人でか細い思いをしてるだろう友人。ごめんよ、友人。



時計を見ると午前10時。

病院ですることと言ったらご飯とお風呂しかないからほんとに暇。(それは語弊があるかもしれへんけど。)


とりあえずYouTubeでも見ようとスマホを取り出し、待受にしてある大西畑に顔をふにゃりと綻ばす。と、ここまではいつも通り、毎回される恒例行事である。

やー可愛いな〜やっぱ天使だなあ〜
画面を気持ち悪いぐらいニヤニヤしながら見つめていた時のことだった。

突然のガサッという物音で、大ちゅんがうつってるスマホ越しにリアル大ちゅん。
って大ちゅん?!?!てかリアル大ちゅんってなに？！


『ぎゃっっ!!!!』


｢あ、驚かしちゃいました？すんません…｣


急にイレギュラーが起こってそれに驚き割と重量のあるスマホを顔面に落としてしまったんだからたまったもんじゃない。


『なんでいるんですか?!?!大ちゅ…西畑さん…！！？』


｢いや〜やっぱり心配やし、今日仕事なくて暇やったから来ちゃいました…｣

ダメでしたか…？って上目遣いで聞いてくるのやめなさい！！！！ダメなわけないだろ！！！！すき！！！！！！！


『…ってそういう事じゃないんですよ！ほんとに責任とか感じなくていいんですよ…？
このとおりピンピンしてるんで…！』

｢それでも心配は心配ですから…｣


必死に弁解するが、この前のように引いてはくれない。
忙しい中久々の休日だろうに…
もっと自分の時間は有効に使わないとダメやねんで大吾くん…

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