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カッコいいなぁ、なんて余韻に浸っていると西田くんから電話がかかってきた。
『もしもし?お疲れさまでした!』
西田《ん。ありがとう。今、時間大丈夫?》
『全然、大丈夫です』
西田《今からさ、会場来れる?》
『あ、行けます!』
西田《来てほしくて。外で待ってる。急がなくていいからね?車に気を付けてよ?》
なんか、お母さんみたい(笑)
私は˝はい˝と返事をし、電話を切った。
『アミ、今から会場行ってくる』
アミ「私も....石川くんに来てって...言われた」
『え?よかったじゃん!』
頬を赤く染めるアミはとても可愛かった。
『よし!行こ、アミ!!』
アミ「う、うん!」
私たちは会話を弾ませながら、会場へ向かった。
アミ「着いた。私、会場の中に呼ばれたから行ってきます!」
『いってらっしゃい!』
そう言い私たちは、ハイタッチをした。
アミと別れてから私は、西田くんを探した。
あまり人もいなかったので、すぐ見つけることが出来た。
˝西田くん?˝と声をかけたら、西田くんは見ていたスマホをポケットに入れた。
その瞬間、
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私は優しい香りに包まれた。
˝ど、どうしたんですか?˝と聞けば˝充電中...˝って返ってきた。
汗臭さなんて全くなくて。柔軟剤の優しい匂い。
『いい匂い...』
気づいたら、勝手に口が動いていた。
西田「着替えたからね(笑)」
しかも聞かれてた...。恥ずかしっ!
30秒ぐらい経ったあと、˝座ろっか˝と声をかけてくれた。
近くのベンチに座ると沈黙が流れた。
それを破ったのは、もちろん西田くんで。
西田「今日見ててくれた?」
『もちろんです!今日も、カッコよかったですよ』
そう言うと、西田くんは顔を赤く染めた。
なんだか、こっちも恥ずかしくなる。
西田「あのさ――――――――――?」
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kim ami - ねねさん» たくさんニヤニヤしちゃってください(笑) 期待に応えられるように頑張ります! (2019年11月16日 13時) (レス) id: f67b27dce8 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - ニヤニヤしながら読ませていただいてます笑笑続きをこっそり待ってます^_^ (2019年11月15日 7時) (レス) id: 91f1b44341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kim ami | 作成日時:2019年11月13日 17時