あなたに恋をしました。〈西田有志〉

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それぞれの国が一列になり国家を歌い始める。









日本の国家が歌い終わると、緊張感がより高まった。



スタメンに石川くん、西田くんも入っていた。



アミと私は目を合わせ親指を立て、笑った。







そして、ホイッスルと同時に試合が始まった。



ポイントが入るにつれ応援の声は大きくなっていった。



相手の点数を追いかけ、追いかけられ、やはり接戦だった。



石川くんも西田くんも大活躍で、ポイントを入れるたび
私たちはハイタッチをした。



やっぱりテレビで見るのと、生で見るのとでは全然違う。



この距離で西田くんを見れるなんて、私は本当に幸せ者だと思う。



今日も西田くんは、サービスエースを何本も決めた。



どれだけ、惚れさせたら気が済むの。



好きがこぼれ落ちるじゃない。落としませんけど((






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試合はあっという間に終わり、結果は日本が勝った。



アミ「いやー、いい試合だったね」

『だね。あの迫力は凄い。』



と会話をする。



選手たちはストレッチをしてクールダウンをしている。



アミ「ねぇ、私たちの推し一緒にいるよ！」

『うわぁ！本当だ！』



アミの言う通り、石川くんと西田くんは一緒にいた。




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