あなたに恋をしました。〈西田有志〉

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˝あと、3戦見る˝








はい?何を言っているんだこの子。



アミ「4試合ぶん、チケット取ったって言ったじゃん」



なにそれ、今聞いたんすけど。



『初耳ですね』

アミ「えー?そうだっけ?言った気がするんですけど」



んー、どんなに思い出してもアミにそんなこと言われた記憶がない。



もしかして、私が聞いてなかったのかな?いやでも、



『聞いてないっす。まさか、冗談じゃないよね?なに?酔っぱらってる?』

アミ「いや、ガチ。お酒飲んでないわ(笑) まず、私未成年(笑)」



ってことは、あと3回西田くんを見れるってこと？



え、やばすぎる。でも待てよ。



『学校はどうするの？』

アミ「学校は一週間〜？」

『休みだ。』

アミ「そういうこと」



そうだった。すっかり忘れてた。



˝そんなに、チケット取ってたの？˝と聞けば、˝もちろん˝と、ドヤ顔をするアミ。



アミ「でも、最終戦のチケットだけ取れなかったのよ。悔し〜」

『いや、4戦見れるだけ十分だよ(笑) 最終戦は宿で見よ。』

アミ「そうしますか。」



あ、着替えどうしよう。2,3日分しか持ってきてないんだけど。



ま、どうにかなるか！(((





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