偽恋話弐【オリジナル】 (ページ17)

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35話夜話ディセイブって良いんだよ｡聞いたことがない人はゆうつべ､か､ニコ動で調べるべし!!! ページ17

憂鬱だ｡

憂鬱すぎる…｡

巫｢ゴメンね～朔夜～｣

朔｢いや…｡別に…｣

巫｢絶対､僕､先生と話しちゃうよ～…｣

朔夜を送る帰り道｡

朔｢…巫鳩は…先生のこと､どう思っているの??｣

朔夜が聞いてきた｡

解答に困っていると､

朔｢…likeかlove…か｡どっち??｣

巫｢……朔夜､どうしたの…??なんだか僕の知ってる朔夜じゃないような…???｣

朔｢こたえて｣

巫｢僕は……先生のことは………｣

言おうとしたけど､分からないから､止めた｡

解答に困る質問は下を向いて黙り込むのが良いと聞いた｡

アニメで｡

物語シリーズで｡

千石撫子ちゃんから｡

朔｢巫鳩はずるい｡私が巫鳩にとって困った質問をしたら､巫鳩はすぐに下を向く…｡｣

巫｢違うよ…｡撫子は…､…間違えた……僕は､｣

朔｢ありがとう｡家､此処だから｡また明日｣

ガチャンと｡

夜話ディセイブじゃあないけど｡

巫｢ああ､ミスっちゃった｡また不気味な僕に常々溺れてく｡…なんちゃって｣

家の塀に､もたれ掛かり呆れたように笑う｡

巫｢ハハッ…これで何回目だろ…??｣