オタメシカレシ。-part.2- (ページ18)

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「えぇ、別れたの？」

「うん。」

「待って、それ俺のせい？」

「って言ったらどうする？」

「いやいやいや冗談ジョーダン。まじでごめんって。」

「はははは(笑)、嘘だって、真に受けないでよ」

徹ちゃんと別れたのが、昨日の出来事になった。

私は秀弥と一緒にケーキを食べに来ている。

「まあまあ。所詮、ただの友達に戻っただけだから！」

「うーん…ならいいけど。」

「え？何か？」

「…あんま、抱え込むなよ」

そうだ。

秀弥はなにかと、視点が鋭い。

時々、見透かされているのかと思わされる発言をする時がある。

「何言ってんの！私はね、彼氏のことなんてキレイさっぱり忘れたよ？もう気にしない気にしない。

早く次の彼氏探ししないと。」

本当は、激しく落ち込んで夜も眠れてない。

いつもなら、落ち込んで落ち込んで、徹ちゃんに愚痴大会をするのだけれど。

今回は例外だ。

どれだけ明るく振る舞っても、心は一向に晴れてくれないのが現状。

どうせ、別れた後の悲しさなんて誰でも一緒の感覚に過ぎない。

「…ね、それならさ。」

「ん？」

「俺を次の彼氏候補にして。」