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「お疲れ様、ごめんなこんな時間になっちまって」
「いえいえ。大丈夫ですよ」
パソコンから離れたのは時計の針が11を指した頃
「待って…全然Twitter行ってない…」
昨日のひとりたんの電撃発表から俺は一度もTwitterに浮上していなかった
しかし、なにを呟けばいいのか迷う
「まあこれでいいか」
『いきてます』
それだけ呟いた
空腹が限界を迎えていたので帰りにコンビニで食べ物を買った
大きなビルの前に立つ
ここでひとりたんと一緒に住むのか俺
大丈夫かな、え、ほんと、天使と住むとか死なない???
厳重なセキュリティーを潜り抜けひとりたんが居る部屋へ向かった
合鍵を使って扉を開いた
中の部屋から少しだけ光が漏れていた
こんな時間まで起きてるの...
リビングを覗き込むとソファーでひとりたんが眠っていた
「え"!!!天使!!!!」
声を大きく上げてしまい手で口元を押さえた
ゆっくりと近づくと規則正しく寝息を立てて寝ていた
「っはぁ....すき...」
小さな子供のようにうずくまって寝ているひとりたん
スカートの中から見える真っ白な太ももが目に毒だ
でもなんでこんなところで寝てるんやろ...
チラッと見た食卓の上にはラップをかけられた食事
小さな紙には
『お仕事お疲れ様です。よかったら食べてください』
と可愛らしい字でそう書かれていた
野菜をたくさん使った料理
最近のキャスで野菜を気にして食事をしているといった事、覚えていてくれたのだろうか
「やばい...泣きそう...」
近くにあった毛布をそっとひとりたんにかけ、食事を取った
まだ、温かく、これまでに食べた物の中で一番おいしいものだった
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狼河 - ああああああああああ微笑ましい!!!!!ちょっ この家の壁にしてください!!! (2020年8月11日 11時) (レス) id: e4ff66dab0 (このIDを非表示/違反報告)
リンレイ - 物凄く微笑ましいですねwこの作品好きですw (2019年10月20日 21時) (レス) id: 551bea7f08 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2019年8月31日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
なつ。 - めっっっちゃ面白いです!!無理せず更新頑張ってください! (2019年8月6日 19時) (レス) id: a3d0b8081b (このIDを非表示/違反報告)
らふ(プロフ) - あの、もう、すきでええあええええええ、センラさああああああああああ (2019年5月22日 15時) (レス) id: b0b8c302a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みせ | 作成日時:2019年2月25日 16時